スポーツ

張本美和・早田ひなペアが中国ペアに完敗、60年ぶりの金メダル逃す

張本美和・早田ひなペアが中国ペアに完敗、60年ぶりの金メダル逃す

卓球界で注目を集めていた日本のトップペア、張本美和と早田ひなは、アジア大会の女子ダブルス決勝で中国ペアに圧倒的な力の差を見せつけられる形で敗退しました。この試合は2023年8月28日、愛知県豊田市の「スカイホール豊田」で行われました。

世界ランク1位の張本美和(18歳)と早田ひな(26歳)組は、同じくトップを争う蒯曼と王曼昱組(中国)に0-4で敗れ、銀メダルの獲得に留まりました。この結果によって、日本が66年ぶりに金メダルを逃すことになります。最後にアジア大会で女子ダブルスの金メダルを手にしたのは、1974年のテヘラン大会で枝野みえ(当時21歳)と大関行江組(日本生命)が達成して以来です。今回の銀メダル獲得もまた歴史に残ることで、19年ぶりの快挙を成し遂げた形です。

試合は序盤から中国ペアが優位に立ちました。特に第1ゲームでは張本・早田組はまるで夢を見ているかのような0-11というスコアで完敗し、中沢鋭監督も「そのダメージは非常に大きい」とコメントしています。試合後、張本美和選手自身も「すべての技術で上回られた」と振り返りました。

中国ペアは攻撃力だけでなく、守備でも圧倒的な存在感を示し、日本ペアがどう戦おうとも点数を奪われる隙を与えませんでした。中沢監督は今後について「みわひな」ペアの継続的な活動意向を示していますが、この敗北から得られた教訓も多いと語りました。

また、試合の興味深い要素の一つに「左利き(張本)と右利き(早田)ペアの相性」が挙げられます。この組み合わせは特有の戦略を生むことで知られていますが、今回の試合ではその強みを十分に発揮することができなかったようです。

今大会を通じて見せつけられた中国ペアの力は圧倒的であり、これからも「中国の壁」として卓球界をリードし続けることが予想されます。一方で日本ペアもこの敗北をバネにさらなる高みを目指すための努力を重ねていくことでしょう。今後の両者の対戦がどのような結果をもたらすか、卓球ファンにとっては見逃せない展開です。

この試合結果は、アジア大会だけでなく世界トップクラスの選手たちが集う国際大会でも注目されることになります。どのような戦略を練り直し、再び頂点を目指すかが今後の焦点です。

返信を残す