NTTドコモは25日、同社が提供するオンライン手続き型のデータ通信サービス「ahamo(アハモ)」を12月1日から改定し、実質的な値上げを発表した。この変更により、40ギガバイト以下のデータ容量は現行料金2970円(税込み)から3135円となる。これによって約8割を占める既存契約者も影響を受け、その他のプランについても110~550円値上げされる予定である。
新たな料金体系では、40ギガバイトまでが3135円、60ギガバイトまでが4125円、120ギガバイトまでが5115円という段階的設定に変更される。これまで1980円で容量を80ギガバイト増加させる「大盛り」オプションは廃止され、通信量の柔軟な調整が可能となった。
この改定によってデータ容量を60ギガバイトまで引き上げる新料金設定が導入されることで、ユーザーの通信量増加を促し、収益改善を目指していく方針だ。ドコモはこれまでも通信品質の低下などにより苦戦が続き、値上げの適切なタイミングを模索していた。
8月からはアハモのデータ容量増加キャンペーンとして10ギガバイト増量する施策を実施し、利用状況について詳細な分析を行ってきた。ドコモの斎藤武副社長は「30ギガバイト手前で使用を停止していた顧客が40ギガバイトまで利用するようになり、さらに境界線を突破し60ギガバイト以上の容量を消費するユーザーも増えていくと考えられる」と述べた。
また、無制限プラン「eximo(エクシモ)」や小容量プラン「irumo(イルモ)」を含む55の既存プランも12月1日から110~550円の値上げが行われる。これにより、約4000万件あるスマートフォン契約のうち、約8割に相当する約3000数百万件が影響を受けることになる。
この一連の改定は、ドコモの経営戦略の中核を成すものであり、長期的なビジネス展望を踏まえた上で、市場動向に対応したサービス提供を目指している。今後もドコモは通信品質のさらなる向上と顧客満足度の維持に注力することが予想されており、その過程でどのようなサービス改善が行われるか、市場からの注目が集まっていく。
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