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公明党、中道分裂議員28人の復党を承認 法的には可能だが民意との乖離指摘も

公明党、中道分裂議員28人の復党を承認 法的には可能だが民意との乖離指摘も

公明党は24日、中道改革連合から離脱した公明出身の衆議院議員28人を再受け入れることを決定しました。復党する議員たちはすべて比例代表選挙により当選しており、前回の国政選挙では「中道」という名称で勝利を収めていました。この集団的な復党措置は、公明党への迅速な再統合を示しましたが、中道に投票した有権者から見ると裏切り行為であるという批判も浮上しています。

中道改革連合の分裂後、元々公明党に所属していたこれら28人の議員は復党を求めて申請しました。それを受け、公明党は24日夜に中央規律委員会を開催し、全員の再入党を認可しました。これにより、公明党所属議員数は衆参合わせて49人となり、野党内で国民民主党に次ぐ規模を持つことになります。今後、復帰した衆院議員の人事を整備し、来月3日に開催される党大会で最終決定する方針です。

公明党の西田実仁幹事長は25日に行われた記者会見で、「再度集結した公明党として新たなスタートを切る」と述べ、党勢拡大に向けた意欲を強調しました。

しかし、今回の復党は法的には可能であるものの、民意と乖離しているという厳しい見方が広まっています。2月の衆院選では、中道改革連合の議員数が公示前の144人から21人に激減しました。一方で、公明系の議員たちは比例名簿の上位に名を連ねていたことから、全員当選する結果となりました。これは公職選挙法や国会法に基づき、比例代表で選出された議員が他党へ移籍した場合失職する規定を回避した形です。

復党可能となった背景には、公明党が2月の衆院選で比例名簿を提出していなかったことがあります。このため法的規制をクリアする形となりましたが、問題点も残されています。中道改革連合に投じられた票は政党への支持であるため、その民意を反映した選択だった可能性が高いです。公明党に復帰することは、中道というブランドに投じられた票の意図と相容れないものであると見る向きもあります。

SNS上では、28人が復党した事実を受けて、議席の返上や議員辞職を求める声が数多く寄せられました。西田幹事長は会見で「中道という政治目標に変わりなし」と強調しつつ、行動を通じて支持者に納得してもらう姿勢を示しました。今後の公明党の運営や中道という理念の実現へ向けた具体的なステップが注目されます。(石鍋圭)

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