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51歳のチュソビチナが杉原愛子の金メダルに祝福、自国開催の感動を語る

51歳のチュソビチナが杉原愛子の金メダルに祝福、自国開催の感動を語る

アジア大会の体操女子個人総合で見事な勝利を収めた杉原愛子(TRyAS)は27歳。日本代表として初の金メダルを手にし、自国開催の舞台での栄光を称えました。彼女が達成した合計点は55.599点で、競技会場内外から大きな歓声が沸き起こりました。

51歳にして現役を続けるオクサナ・チュソビチナ(ウズベキスタン)は、五輪出場回数8度の伝説的な体操選手です。アジア大会に参加し始めたのは32年前の広島大会からであり、彼女もまたこの日、両太もも裏にテーピングを施して得意の跳馬へ挑みました。2回ともマット中央付近に着地し、種目別決勝進出を確実なものにしました。

2021年東京五輪で引退を表明しつつもその後撤回したチュソビチナは、「誰かと競争しているわけではない。楽しんでいる限り、なぜやめる必要があるのだろう」と語ります。彼女は全4種目に取り組み続け、「皆さんを驚かせて見せましょう」と意欲的に話しています。

一方、杉原愛子はチュソビチナと同じく東京五輪を自身のキャリアの区切りと考え、第一線から退きました。前回の2023年杭州アジア大会ではテレビのリポーターを務めていた彼女ですが、日本選手らの活躍に触発され、「もう一度日の丸を付けたい」という思いから競技界に復帰しました。その決断は今回の金メダルへとつながりました。

個人総合では3種目終了時点で2位だった杉原ですが、最終種目である跳馬で14.100点をマークし逆転優勝を成し遂げました。日本女子として初めての制覇に、「気持ち良かった。応援も聞こえるし、自国開催最高だ」と笑顔で語りました。

体操を続ける意義を理解するチュソビチナは、かつて朝日生命でのチームメートでもあった杉原へ向け、「彼女自身が満足する演技ができることを祈っている。何よりも健康であって欲しい」と、穏やかな表情でエールを送りました。このように選手同士の互いへの尊敬と励ましがアジア大会の舞台を彩ったのです。(宝田将志)

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