現代社会では「ソーシャル・ネットワーク」という言葉が日常的に使われ、新しいニュースの中心となっています。しかし、それらのサービスを正確に理解して活用できている人は多くありません。今回は、デジタルテクノロジーの専門家である湘南工科大学情報学部教授・吉田健一郎にインスタグラムや他のSNSが普及した理由と、それぞれの特徴を聞きました。
**Q: 吉田先生はデジタルテクノロジーの専門家ですよね。まず始めに、SNSとは具体的に何でしょうか?**
A: SNS(Social Networking Service)とは、「社会的ネットワーキングサービス」の略称で、インターネットを通じて人々がつながりを築くためのプラットフォームです。代表的な例としては、LINEやTwitter(X)、Facebook、Instagram、YouTubeなどがあります。
**Q: LINEの普及率について教えてください。**
A: 総務省の令和7年度調査(対象は13歳から79歳)によると、10代から60代までの利用者が90%を超えています。さらに70代でも約78%がLINEを使用していることが分かっています。また、YouTubeも若年層から中高年層に至るまで非常に広く使われており、10代から40代では90%以上、60代でも約73%が利用しているとのことです。
**Q: 最近はInstagram(インスタグラム)をよく聞くようになりましたね。その利用率はどれぐらいでしょうか?**
A: Instagramは画像投稿が主体のSNSです。20代では約83%と最も高い利用率を示しており、30代でも約77%、40代では約67%、50代で約54%、60代に至っても約36%の人が使用しています。Twitter(X)は20代が約73%で最高利用率を記録し、Facebookでは40代が最も多い約39%です。
**Q: SNSの普及がここまで進んだ理由は何でしょうか?**
A: 吉田教授によれば、その背景には「使いやすさ」が大きく影響しています。たとえばLINEでは簡単な操作でメッセージを送信でき、一対一の会話からグループチャットまで多様に活用可能です。これは従来のメールが形式張ったやり取りであったことと比較すると大きな違いです。LINEではスタンプ一つで返信を表現することもでき、コミュニケーションがより自由に行える環境が整っています。
**Q: XやFacebook、Instagramなどは単に投稿を見ているだけでも楽しいですよね。**
A: 吉田教授は、これらのプラットフォームでは自分が興味を持つ内容の投稿が次々と流れてくるため、時間を忘れて没頭してしまうこともあると指摘します。特にTwitter(X)やInstagramでは他者の投稿にコメントする機能があり、自分の投稿に対する「いいね」(共感・応援のボタン)を受け取ることで気持ち良さも増すと言います。このようなインタラクティブな要素が多くの人々にSNSを楽しませている理由です。
これらの情報から、SNSの普及はその使いやすさとエンゲージメント機能により支えられていることが明らかです。また、年齢層を問わず多くの人々がこれらのサービスを利用しており、今後もその普及は続くでしょう。
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