陸上競技シーズンに向けた準備期間、学生ランナーたちは夏合宿を経てスピードと戦略を磨いてきました。9月初旬、横浜市の日産スタジアムで開催された陸上の日本学生対校選手権では、各大学の主力がトラックを舞台に「学生日本一」の座を争いました。この中で、創価大学のルーキー菅野元太は特筆すべき活躍を見せ、男子5000メートルで見事なスパートを披露し日本人トップに立ちました。
このレースでは激しい雨の中、菅野と同期の留学生ベナード・キクンビが3000メートル手前で独走を開始。その後、順大の井上朋哉(2年)と早大の山口竣平(3年)、菅野の3人が形成する追撃グループから、井上が抜け出しました。そして残り1000メートルでキクンビを捉えることに成功します。
その後も菅野は着実に順位を上げていきます。レースの最終ステージ、残り300メートルではまだトップグループから20メートルほど遅れる4番手でしたが、ここで菅野は見事な追い上げを見せます。雨にも負けず、山口を置き去りにして前の2人に迫っていくと、残り50メートルで井上をかわし、結局は2位でゴールイン。同僚留学生まで0秒91差に迫る快走で「ラスト300メートルでしっかり出し切れたことが収穫です。井上さん、山口さんの背中を借りて自分の力を最大限引き出すことができました」と満足げに語りました。
宮城・仙台育英高校出身で昨年全国高校総体5000メートル2位、全国高校駅伝1区6位の菅野は将来的に創価大学を代表するエース候補として期待されています。春の関東学生対校選手権では、4年生の小池莉希が日本人トップの4位に入る活躍を見せましたが、その勢いを受け継ぐ形で菅野らルーキーたちが注目されています。
「うちは役者揃いのチームです。3大駅伝では1区を走り、全ての試合で区間賞を獲得したい」と力強く語る菅野は、「今年度は頼れる4年生が揃っており、チームとしても優勝を目指します。」と意気込みを見せました。このように、創価大学の若手ランナーたちが、これからの駅伝シーズンでどのような活躍を見せるか期待されます。菅野元太の今後の活躍に注目が集まります。
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