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アジア大会での「ぷよぷよ」対決:韓国選手が見せた敬意と男気、日本人金メダリストを称える

アジア大会での「ぷよぷよ」対決:韓国選手が見せた敬意と男気、日本人金メダリストを称える

愛知県名古屋市で開催されたアジア競技大会において、「ぷよぷよeスポーツ」の舞台が熱戦の渦となりました。このパズルゲームで、11歳の栗原悠輝選手(東京ヴェルディ所属)が金メダルを獲得しました。一方、韓国代表として名高いカン・ドンシン選手は決勝で惜しくも敗れ、銀メダルを受け取りましたが、その態度から多くの人々に感動を与えました。カン選手は滑らかな日本語で「技術力と正確さが半端じゃなかった」と栗原選手を称賛し、相手の実力を認める姿勢を見せました。

カン・ドンシン選手は通常、「Red」というプレイヤー名で活動しており、24歳という若さながら韓国のトッププレーヤーです。予選では栗原選手から1ゲームを奪い、その技術力には称賛されています。決勝戦では、栗原選手が大連鎖を狙って攻める中、カン選手は細かくぷよを消して巧みな攻撃で先取りしました。しかし、栗原選手の戦術変更に応じた5連取を許すと、その後もカン選手が優位に立ち続けましたが、最終的な勝利は逃しました。会場の実況・解説者から「ツモ(引き)が悪い」と同情を集める中、カン選手も試合後、「あれはさすがに惜しかった」と悔しさを隠しませんでした。

栗原選手への賛辞を忘れないカン選手は、報道陣から「ライバルとしてどう思いますか?」と問われると、「やっぱり日本の1位は強いですね。技術力と正確さが半端じゃなかった」と率直に答えました。「悔しかった」一方で、栗原選手を尊敬する気持ちを忘れませんでした。年齢の問い合わせに対しても、「(栗原は)日本の強者を倒してから来たので、年齢は考えず日本1位と戦うつもりだった」と語るなど、相手への敬意が伝わります。

決勝後に行われた記者会見では、栗原選手が外国人記者から質問され戸惑っていると、カン選手はすかさず「答えられなかったら、答えなくても良いと思います」と助け船を出しました。このような気配りが年長者らしさを際立たせました。

カン選手が日本語を話す理由は「ぷよぷよのおかげです」と笑顔で答えます。「別に勉強していない。ぷよぷよのプレー動画を見て、日本語がうまくなりました」と胸を張り、「10年ほど前から。ぷよぷよのプレー動画をめちゃくちゃ見て、日本語もたくさん聴いたら、自然と話せるようになった」と続けましたが、「漢字は苦手です」と一言添えました。

このアジア大会での対決は、日本発祥の「ぷよぷよ」を舞台にした日韓間のスポーツマンシップと相互尊敬が表れたものでした。eスポーツ大国として知られる韓国からのトップ選手が見せた姿勢は、単に技術だけではなく、同じゲームを愛する者への深いリスペクトでもありました。

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