2022年9月20日、愛知・名古屋アジア競技大会(読売新聞社協賛)が開幕しました。このイベントで特筆すべきはバスケットボール男子の試合で、日本代表チームは決勝戦において韓国と対戦し、57対67で惜敗。史上初の優勝を逃しましたが、1962年ジャカルタ大会以来となる銀メダルを獲得する栄誉に浴しました。
試合序盤から日本は金近廉(千葉Jエッセンス)の活躍でリード。相手にマークされながらも冷静に3ポイントシュートを決め、黒川健斗(アルバルク東京)と共にゴール下へ攻撃を仕掛けました。結果的に第1クオーターは日本がリードで折り返し、試合の流れを引き寄せました。
しかし、その後の試合展開は緊迫したものとなり、両者一歩も譲らずにポイントを競い合う展開が続きました。特に第3クオーターでは相手にリードされる場面もありましたが、日本チームは主将の小川龍也(宇都宮ブレックス)がドライブを仕掛けて見事なシュートで反撃。しかし、相手ゴール前で不用意なファウルが重なり、試合終盤に失速してしまいました。
この試合は若手選手主体の日本代表チームが将来を見据えた育成の場として臨み、各試合でギアを上げてきました。中国など強豪国も撃破し、韓国という最後の壁に挑戦しました。金近廉は「悔しいですが、韓国の強度が出だしから上回っていた」とコメント。それでもチーム全体で粘り強く戦う姿勢を見せ、「最後まで戦う姿は見せられた。僕たちの次の活躍に期待してほしい」と将来に向けての意欲を語っています。
一方、女子日本代表チームも1次リーグB組でカザフスタンに88対23と圧勝。2連勝を飾るなど好調ぶりを見せました。田中千陽(トヨタ自動車)は攻守両面でチームの要として活躍し、特に第2クオーターで流れを変えるシュートを決めました。3人制バスケットボールでも磨いてきた判断力が光った彼女は、「優勝を目指して練習を積み上げてきた。ディフェンスから流れを作る日本のバスケットボールを見せ続けたい」と決意を述べました。
このアジア競技大会での活躍は、日本のバスケットボール界が「史上最強」と称される勢いと成長を改めて示したものです。次回大会に向けて、若手選手たちがさらなる飛躍を目指していきます。
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