スポーツ

「八回の男」として輝きを放つ田中瑛斗、予想外のタイトル確定へ

「八回の男」として輝きを放つ田中瑛斗、予想外のタイトル確定へ

巨人対ヤクルト戦(セ・リーグ/20日)で、巨人は3-2という接戦を制し、連勝スタートを切った。この試合では、六回にダルベックの適時打が飛び出し、1点差まで迫る場面を作り出した。その後、七回裏には泉口の2点二塁打が勝負を決定付け、逆転勝利という形に導かれた。この試合でマルティネス投手は自身40セーブ目を挙げ、巨人の勝利に大きく貢献したが、一方のヤクルトは救援陣の失策が響いた形となった。

試合終盤の七回裏、泉口の逆転二塁打により1点をリードした巨人は、「八回の男」として知られる田中瑛斗投手を起用。彼が相手打線と対峙することとなった。田中投手にとって、この役割は特別であり、「すぐ追いつかれると流れが悪くなる」という意識のもと、冷静さを保ち続けた。先頭打者増田に中前打を許したものの、彼は長岡を外角低めに狙い打たせ三ゴロに打ち取り、オスナに対してはシュートで懐を攻めて中飛に仕留める粘り強さを見せつけた。そして最後の西村をフォークとシュートで翻弄し、二ゴロに打ち取った際には雄たけびを上げて大喜び。この結果、田中投手は抑えのマルティネス投手へときっちりバトンをつなぎ、今季25試合目での1点差勝利に貢献した。これにより彼のホールドポイントは「42」に到達し、最優秀中継ぎ投手として初タイトルを確定させた。

昨季にドラフトで日本ハムから加入した田中投手は、鋭く曲がるシュートを武器に中継ぎのポジションを確立。今季は大勢が右肘の関節痛で離脱したことにより、セットアッパーとして定着し、スイーパーやフォークも駆使しながらチームトップの58登板を記録。橋上監督代行は「勝つことへの執念を特に感じる投手」として、彼に厚い信頼を寄せている。

東京ドームでのお立ち台に臨んだ田中投手は、「最高の景色だった。毎日このような瞬間が見たいぐらい」と感慨深く喜びを語り、優勝争いでさらに輝ける絶景を目指し、フル回転する心意気を示した。巨人の橋上監督代行も、「逆転打の泉口は素晴らしかった。苦しい試合だったが、野手も投手も精いっぱいやってくれて勝ちにつながった」と、選手たちの努力を称えている。

返信を残す