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脚本家・倉本聰の「ラストメッセージ」ドラマ「神様からの遺言」来年放送…実話に基づいた感動作

脚本家・倉本聰の「ラストメッセージ」ドラマ「神様からの遺言」来年放送…実話に基づいた感動作

昭和、平成、令和と時代を超えて日本のドラマ界を牽引し、「幸せとは何か」というテーマに深く掘り下げ続けた脚本家・倉本聰さんが9月18日、91歳でこの世を去った。彼の作品に関わった多くの俳優や関係者から追悼の声が上がっている。

北海道富良野市にて開催されたファンイベントで、倉本さんは8月29日に最後の公の場に立ち、作品や自身について語った。このイベントから数日後、彼のホームページでは「僕ももうじき死ぬンで、今お墓を作ってます。たまにはお墓参りに来て下さいね」というユーモラスなメッセージが掲載されていた。

テレビ朝日は、倉本さんの訃報を受け、彼が生前最後に書き上げていた新作ドラマ「神様からの遺言」を来年放送することを発表。この作品は脚本家を中心に据えたヒューマンドラマで、現代テレビ界への思いや倉本さん自身が感じていた死生観が込められており、「これがラストメッセージだ」と語っていたという。

同局は「先生が込めたメッセージを真摯に受け止め、その魂を大切に作品を皆様にお届けできるよう準備してまいります」とコメント。倉本さんの人生と芸術観がどのように描かれるのか、多くの期待が寄せられている。

20年以上にわたって「北の国から」で主人公一家の長男・黒板純役を演じた吉岡秀隆さん(56)は、「倉本先生と出会えたこと、神様に感謝します」と追悼コメント。同ドラマの主題歌を担当したさだまさしさん(74)も、8月9日に富良野市内で行われた「北の国から スペシャルコンサート」で倉本さんがステージ上で朗読したエピソードをSNSで紹介し、「今思えばあれが我々への格好良すぎる遺言でした」と感慨深く語った。

石坂浩二さん(85)は「やすらぎの郷」などに出演し、倉本さんとの共演を振り返る。「世の中の価値観や流行が移り変わっても、それに合わせることなく、人間を見つめ続けていらした。その変わらない姿勢こそが、倉本さんの尊さであり、倉本さんらしさだったのだと思います」としのんだ。

倉本聰さんは多くのドラマファンや関係者に深い影響を与え続け、「神様からの遺言」が彼の遺した最後のメッセージとして、どのような形で視聴者に届くのか。その完成を心待ちにする声は日本中に広がっている。

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