26日、愛知県名古屋市で開催されたアジア大会のeスポーツ競技において、小学5年生(11歳)の栗原悠輝が、ゲーム「ぷよぷよ」における金メダルを獲得し、歴代最年少での金メダリストとなった。東京ヴェルディ所属の栗原は、大会後、「金メダルはめちゃくちゃきれいでキラキラしています。うれしいです」と語り、その喜びを隠すことなく表現した。
この競技では、各プレイヤーがステージ上に配置された机の前に座り、向かい合って対戦する形式が採用されていた。栗原は予選を危なげなく突破し、「強くて、一番当たりたかった」と述べる韓国のカン・ドンシンという難敵を決勝で迎え撃つことに。試合前、彼は大きなあくびをするほど落ち着いており、「そんなに緊張しなかった」と自らの心境を語った。
栗原が得意とするのは、ゼリー状のキャラクター「ぷよ」を連鎖させて消す「大連鎖」。試合は10本先取で行われ、序盤に1本を失うものの、その後冷静に自分の戦術を展開し続けた。栗原が「大連鎖」を成立させる度に会場は歓声で溢れ、10-2という圧勝劇を演じた。表彰台では一貫して落ち着いた表情を保っていたが、「恥ずかしいと思っちゃって。実際はうれしかった」と、内面の喜びを明かした。
栗原は6歳の誕生日にプレゼントされた「ぷよぷよ」に夢中になり、その熱意が高まるきっかけとなった。数年前には大規模な大会でプロの選手を打ち負かし、競技者として本格的に取り組む決心を固めた。現在も中学受験のため塾通いをしながら、平日は1時間ほど練習に費やし、上達の秘訣を「調子悪いときでもとにかくやること」と言う。
栗原は五輪選手たちと並び日本代表として戦い、「自分もいい成績を残せて嬉しいです」と語った。人生の中で「ぷよぷよ」がどれくらいうれしいか尋ねられると、「2、3番目くらいだと思います」と小学生ならではの素直さを見せた。この快挙は、eスポーツの将来に多大な期待を持たせるものであり、栗原悠輝の名が今後ますます広まることだろう。(久保まりな)
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